◆八王子から移転で不足 杏林大などを運営する「学校法人杏林学園」は三鷹キャンパス(三鷹市新川)に隣接する国家公務員宿舎跡地(約1万3500平方メートル)を取得する。4月の井の頭キャンパス(同市下連雀)開設で八王子キャンパスから約3500人の学生が移転したことで不足していた体育館の整備などを検討している。 杏林学園関係者によると同大では、医学部などがある三鷹キャンパスに体育館があるが、保健、総合政策、外国語の3学部の学生らが学ぶ井の頭キャンパスには体育館やグラウンドがない。三鷹キャンパスの学生約1500人に加え、井の頭キャンパスの学生約3500人が三鷹市内に通うようになり、両キャンパスでは体育施設が不足しているという。 一方、八王子キャンパスには体育館やグラウンドが残っているが、三鷹市内から八王子キャンパスまでは電車やバスを乗り継いで片道約1時間半かかり、学業と部活・サークル活動との両立が課
宮城県が、東日本大震災を踏まえて進める広域防災拠点の整備で、予定地のJR仙台貨物ターミナル駅(仙台市宮城野区)を300億円弱で購入することが28日分かった。駅を所有するJR貨物が県への譲渡を正式決定したのを受け、県議会6月定例会に駅敷地を取得する予算案を提出する。村井嘉浩知事が掲げる「創造的復興」のシンボル事業は、実現へ大きく前進する。 県とJR貨物は昨年3月、ターミナル駅敷地(約17ヘクタール)の売買契約に関する覚書を締結。土地価格や移転補償に関する協議を続けてきた。関係者によると、JR貨物は27日の取締役会で敷地譲渡と、宮城野区岩切地区への移転を決めた。 JR会社法に基づき、JR各社は大規模な財産処分をする場合は国の認可が必要となる。JR貨物は近く、ターミナル駅の譲渡を国に申請する。認可後、県とJR貨物は売買に関する仮契約を締結する。 県は県議会6月定例会に提出する補正予算案に取
学校法人追手門学院(茨木市)は、検討を進めてきた新キャンパス用地として、茨木市の東芝大阪工場跡地を取得すると発表した。追手門学院大学の2キャンパス化による機能拡充、追手門学院中学校・高校全機能の移転用地として活用する。
発展途上国の居住環境の改善などに取り組む国連ハビタット(人間居住計画)が作成した都市計画ガイドライン(手引)で、福岡市のまちづくりが「優良事例」として紹介されている。取り上げられた世界26都市のうち、日本国内は福岡市のみ。職住近接のコンパクトさや暮らしやすさが高く評価され、アジア各地の参考になると期待されている。 ハビタットは持続可能なまちづくりを支援する国連機関。急速に進む都市化や環境破壊など途上国の問題を解決する指針を示すため、各国政府や自治体関係者向けに手引をまとめた。 模範となるまちづくりの事例として、福岡市のほか、メルボルン(オーストラリア)、カイロ(エジプト)、カサブランカ(モロッコ)などを取り上げている。 福岡市に関しては、地下鉄や電車、自転車など多様な交通手段で、市民の約半数が30分以内で通勤・通学できる点が高く評価された。少ない水資源の効率的な活用に加え、歴史や文化を重ん
聖心女子大学 聖心女子大学のキャンパス拡充とグローバル教育の推進 -- 隣接する旧JICA跡地を取得 -- 大学ニュース / 大学改革 / 教育カリキュラム / 国際交流 / 施設設備 2016.02.17 07:00 学校法人聖心女子学院(理事長:宇野三惠子)はこのたび、聖心女子大学(学長:岡崎淑子、東京都渋谷区)キャンパスに隣接する国有財産(土地・建物)を取得する契約を2016年1月29日付で締結した。この場所は、地下鉄広尾駅に設置される新出入口の目の前に位置し、独立行政法人国際協力機構(JICA)が広尾センター(地球ひろば)として2012年9月まで所有していたもの。今後は、取得した建物を「聖心グローバル・プラザ(仮称)」として、聖心が使命に掲げる「グローバルな視点で物事を捉えて行動できる賢明な女性の育成」のための戦略的拠点とする。 学校法人聖心女子学院は、聖心女子大学キャンパスに隣接
学校法人常葉学園(静岡市葵区)は15日、新キャンパス開設に向け、同市駿河区弥生町のポーラ化成工業静岡工場跡地を取得すると正式に発表した。2018年4月をめどに、常葉大静岡キャンパスの新校舎を開設し、老朽化している同大短期大学部キャンパス(葵区瀬名)も移転する。 ポーラ・オルビスホールディングスも同日、常葉学園に跡地約4万3千平方メートルを譲渡すると発表した。18日に正式契約を結び、3月に土地の引き渡しを行う予定。売買額はともに非公表とした。 常葉学園は現時点で新学部を設けず、既存キャンパスの学部構成を再編し、新校舎に人文社会系の学部を移す方向で検討している。概要は3月中に発表するとした。18年から段階的に開学していく計画で、定員は4千人規模を予定している。 跡地はJR草薙駅から北に徒歩4分の国道1号沿い。常葉学園は「交通アクセスなど、大学のキャンパスとしての立地条件に優れた土地を市内
◎開業1カ月/青葉山駅 東隣の川内駅(仙台市青葉区)から3分、急勾配の坂を上ると青葉山駅(同)に着く。川内が標高50メートル、青葉山は123メートルとその差は73メートル。磁力によるリニアモーターでぐんぐん上る様子が車内でも実感できる。 ホームは地下6階。構内の壁面に地層をモチーフにしたデザインを施し、地底にいる雰囲気を味わえる。 周辺には東北大の理系各学部や宮城教育大のキャンパスが広がる。通学で東西線を使う宮城教育大2年の倉繁史也さん(19)=青葉区=は「バスより時間が約15分縮まった。定時で着くので安心」と満足そう。 駅西側では東北大青葉山新キャンパスの建設が進む。2016~17年度に農学部が移転し、学生や教職員1000人以上が新たな研究生活を始める。市民開放型の公園「ユニバーシティパーク」やカフェも整備し、地域に開かれた知の拠点づくりを目指す。 <メモ>所在地は、仙台市青葉区
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