プレスリリース 研究 2017 2017.02.14 線香花火:美しさの秘密が明らかに:航空宇宙工学専攻 井上智博特任准教授ら 日本では江戸時代に花火を作るようになった。なかでも0.1グラムの黒色火薬と和紙からできる線香花火は最も単純な手持ち花火である。 線香花火は、紙縒り(こより)の先端にできた火球から火花が飛び出し、枝分かれして美しい松葉模様を描く。これまで数世紀のあいだ、なぜ火花が飛び出し枝分かれするのかという素朴な疑問に対する答えは明らかにされてこなかった。 今回、東京大学大学院工学系研究科の井上智博特任准教授は、共同研究者である横浜国立大学の伊里友一朗助教・三宅淳巳教授、エクス-マルセイユ大学のエマニュエル・ビエルモ教授と線香花火が持つ美しさの物理的解明を試みた。その結果、火花の発生・分岐の鮮明な高速度撮影に初めて成功し、主要な化学反応を明らかにした。また、火花の挙動を理論的に定
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