ファンダムに関するhk-03のブックマーク (2)
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はじめに石川の﹃CEDEC2019﹄でのセッションや、﹃マーベルシネマティックユニバース﹄︵以下﹃MCU﹄︶の成功などでトランスメディアストーリーテリング︵以下﹁TMS﹂︶という言葉が日本でも少しずつ紹介されるようになってきました。そんな中、TMSという言葉の提唱者であるヘンリー・ジェンキンズの﹃コンヴァージェンス・カルチャー﹄がようやく翻訳されたこともあって、今後さらにTMSという言葉を目にする機会が増えるのではないかと思います。 ただ、﹃コンヴァージェンス・カルチャー﹄の原著が15年くらい前のものであるために実例がやや古いこと、またTMSのカバーする範囲がとても広く、いろいろな切り口があるために、一部の実例を聞いただけで﹁TMSってこんなものなんだ﹂という誤解を与える危険性も出てきています。そこで、TMSについて立場が違う3人がそれぞれの視点から議論することで、TMSとはそもそも何か、
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日本版Billboardとして、2008年からヒットチャートをスタートさせたBillboard JAPAN︵ビルボードジャパン︶。CDセールスやダウンロード数、ストリーミング数のみならず、動画の再生数やツイート数、カラオケで歌われた数など、複数の指標に独自の係数を掛け合わせて合算。総合ソングチャートとして算出している。 グッズや握手券など、音楽以外の付加価値によって上下しやすい単一のセールスランキングと比べ、Billboardのチャートは複合的な観点からつくられ、より“音楽的”であると評価されてきた。 さらに時代の変化に合わせて、新たな指標の導入や係数の見直しを実施。時代を映す鏡として、音楽シーンを語る上で欠かせない存在となっている。 その一方、ここ数年ますます影響力を強めているのが﹁ファンダム﹂の存在である。 熱狂的なファン集団やその文化を指すファンダム。そのエネルギーは音楽産業に光を
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