ボカロに関するhk-03のブックマーク (4)
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商業的でないからこそ発展したボカロ音楽 ──藤井さんは以前﹁Z世代がシティポップに惹かれる理由は、デジタルな情報が社会の中心にない時代の“しっとり感”や“ゆったり感”なんじゃないか﹂とFacebookで書かれていましたよね。そこでデジタル中心でない社会の象徴をシティポップとした場合、その対となるのは、デジタル中心の社会だからこそ発展した﹁ボカロ音楽﹂ではないかな、と思います。現代のZ世代を魅了するシティポップとボカロ音楽について、藤井さんはどのようにお考えですか? 藤井 まず、ボカロに代表されるような言葉や情報が詰め込まれた音楽は、ゼロ年代の終わりごろに﹁初音ミク﹂というロボットに歌わせたのが始まりです。一方シティポップの源泉は、70年代に大人になり始めた音楽リスナーに向けて作られたAOR︵アダルト・オリエンテッド・ロック︶ですから。﹁ロボット﹂と﹁成長したロック世代﹂という、そもそも音楽
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柴那典 音楽ジャーナリスト。1976年、神奈川県生まれ。ロッキング・オン社を経て独立し、音楽についてカルチャー・ビジネスの両面から考察する広範なインタビュー、記事執筆を手がけている。著書に﹃初音ミクはなぜ世界を変えたのか?﹄(太田出版)、﹃ヒットの崩壊﹄(講談社現代新書)、﹃平成のヒット曲﹄(新潮新書)がある。 twitter‥@shiba710 御丹宮くるみ バーチャルボカロリスナー。物心ついた頃から合成音声音楽を聴き続けているボカロオタク。初音ミクの隣に立つことを目指して、2018年からバーチャルボカロリスナーを名乗り、動画投稿・配信にて合成音声音楽の紹介を行っている。ラジオ﹃クリエイターズ・スタジオwithボカコレ﹄楽曲紹介コーナーMCを担当。 twitter‥@oniku_kurumi 小町碧音 音楽ライター。1991年生まれ。営業職として4年半勤めた証券会社を退職し、2018
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初音ミクを筆頭とした音声ソフトウェア・VOCALOID︵ボカロ︶。これらを用いて作られた楽曲は、はじめこそニコニコ動画という局地的な場所のみで親しまれるものだった。しかしカルチャーシーンにおいてインターネットを発信とする文化が浸透し始めた現代、VOCALOID曲は音楽シーンを支えるひとつのカテゴリーとして成長を遂げている。 だがこのボカロを用いた楽曲を、単に一般的な音楽の一ジャンルとして括ってしまうのはあまりにも粗雑なカテゴライズと言えるだろう。一口にボカロ曲と言えどポップス、ロック、クラシックにジャズ、エレクトロといった実に多彩なジャンルの音楽が存在しており、中でも特に黎明期より一ジャンルとして根強い人気を誇るのが、いわゆるロック系の楽曲であるVOCAROCK、そして﹁ミクノポップ﹂﹁VOCALOEDM﹂などと総称される電子音楽系ジャンルだ。今回テーマとするのはVOCALOIDシーンにお
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