SIMフリースマートフォン︵スマホ︶の出荷台数は依然として増えている。調査会社のMM総研によれば、2017年度︵2017年4月~2018年3月︶のSIMフリースマホの出荷台数は、前年度比11.9%増の315万台。スマホの出荷台数に占めるSIMフリースマホの比率は9.7%で、前年度比0.4ポイント増加した。 2017年以降、大手キャリアが続々と割安の料金プランを導入し、格安SIMの人気に陰りが見え始めたと指摘されることもあるが、確実に市場に浸透していると言える。 2018年上半期︵1月~6月︶、国内市場向けに発売されたSIMフリースマホは22機種︵筆者調べ︶。この間、IT関連サービスを手掛けるMAYA SYSTEMが、プラスワン・マーケティングからFREETELブランドのスマホ事業を譲り受けたり、アジアで急成長を遂げた中国メーカーOPPOが日本市場に参入したりした。ユーザーにとっては機種選び
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