romaに関するhoneybeのブックマーク (2)
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ROMAはRuby製のオープンソース・ソフトウェア。Webシステムで一般的に使われているRDBMSに対してここ一、二年で注目を集めているのがキー/バリュー型のデータベースシステムだ。シンプルに使えてスケールしやすく、大型のWebシステムでは導入が当たり前になりつつある。 そんなキー/バリュー型データベースとして有名なのはmemcachedやMogileFSなどが知られている。そこに独自のデータベースを開発したのが楽天だ。Ruby開発者であるまつもと氏をフェローに迎えて開発されたのがROMAになる。もちろんRubyで開発されておりごく手軽に利用できる。 ROMAはRuby1.9を使って動作する。インストールは簡単にでき、複数のインスタンスを簡単に立ち上げられる。そしてクライアントからはmemcachedと同様に接続が可能で、telnetでも接続することが可能だ。P2Pをもとして分散システムに
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写真1●楽天テクノロジーカンファレンスでソースコード公開を発表するROMAの開発者 西澤無我氏︵左︶と、Rubyの開発者で楽天技術研究所フェローのまつもとゆきひろ氏︵右︶ 楽天は2009年10月24日、同社が独自開発した分散キー・バリュー型データストア﹁ROMA﹂をオープンソース・ソフトウエアとして公開した。ROMAはスケールアウトが容易で、耐障害性の高いデータストア。﹁楽天市場﹂と﹁楽天トラベル﹂で、ユーザーによる閲覧履歴の保存にROMAを使用している。同日に開催した﹁楽天テクノロジーカンファレンス﹂に合わせて、﹁github﹂でソースコードを公開した。 ROMAは、楽天技術研究所フェローのまつもとゆきひろ氏︵プログラミング言語﹁Ruby﹂の開発者︶と協力して、2007年から開発してきた分散キー・バリュー型データストアである︵写真1︶。Rubyを使った大規模システムを実現するための分散処
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