TOP500、HPCG、HPL-AI、Graph500での世界1位獲得、新型コロナウイルス対策を目的とした試行利用など、話題に事欠かないスーパーコンピュータ﹁富岳﹂。そのディープラーニング処理を高速化するには、あるOSSの存在が必要不可欠でした。それが、サイボウズ・ラボ︵株︶の光成滋生氏が開発したx86/x64向けC++JITアセンブラ﹁Xbyak﹂の設計思想をベースに、光成氏の助言のもと︵株︶富士通研究所が開発したArm向けのC++JITアセンブラ﹁Xbyak_aarch64﹂です。Xbyak_aarch64は、富岳上でのディープラーニング処理を実現するキー技術のひとつです。 本記事では、Xbyakの開発者である光成氏を中心に、︵株︶富士通研究所の上席研究員であり、Linuxカーネルへのコアコミッターでもある小崎資広氏を聞き手役として、同研究所シニアリサーチャーの川上健
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