カラオケボックス個室内での換気について説明した動画の一場面。室内の空気が1時間に10回ほど入れ替わっているとしている︵全国カラオケ事業者協会提供︶ 新型コロナウイルス流行のあおりを受け、カラオケボックスが苦境に陥っている。カラオケは飛沫︵ひまつ︶感染しやすいとされ、売り上げは減少。全国で1割ほどの店舗が閉店を余儀なくされたという。東京都が23区内の店舗に出していた営業短縮要請は15日で解除されたが、客足が戻るかどうかは不透明で、店主らからは﹁もう限界だ﹂との声が上がる。 ︻写真︼カラオケ個室内の換気について説明した動画の一場面︵全国カラオケ事業者協会提供︶ ﹁1970年代にカラオケの歴史が始まって以来、最大のピンチです﹂。都内でカラオケボックスを経営する男性は、ため息交じりにこう語る。 カラオケボックスにとって、8月は年間を通して12月に次ぐかき入れ時だった。夏休みの学生が遊びに来たり、お
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