﹁高価なハイテク兵器が飛び交う﹂という現代戦争観はもはや古いかもしれません。無人航空兵器、いわゆるドローン兵器は比較的安価なうえ戦車も撃退できるとなればコスパ最強、使わない手はないことでしょう。その最新事情を追います。 戦場カメラマン不要時代 モニター画面中央に映る、レーダーを回転させた対空ミサイル車両。四角の線に囲まれて嫌な予感がするのもつかの間、次の瞬間、爆炎に包まれました。お次は地上の様子、ビーンという小型レシプロエンジン特有のカン高い排気音が近づいてきますが姿は捉えられず、付近の人達が騒いでいます。しばらくすると機銃の連射音が聞こえ、次の瞬間、画面は爆風で揺さぶられて――このような動画がSNS上に次々とアップされています。 拡大画像 イスラエルの航空機メーカー、IAIによる徘徊型兵器﹁ハーピー2﹂。発射直後のロケットモーターで加速する様子︵画像‥IAI︶。 2020年9月27日、旧
![「徘徊型兵器」って何? コスパ最強「自爆型ドローン」でハイテク兵器不要時代到来か | 乗りものニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a3df12b2714850caf921d1821b7664fc314425c1/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcontents.trafficnews.jp%2Ficatch%2F000%2F014%2F727%2Flarge_201005_ucav_01.jpg)