米Facebookは、﹁Flashcache 3.xシリーズ﹂を公開した。平均ヒット率は60%から80%に向上し、ディスク稼働率はほぼ半分に削減できたとしている。 米Facebookは、オープンソースのLinux向けキャッシュモジュール﹁Flashcache﹂のメジャーアップデートとなる﹁Flashcache 3.xシリーズ﹂を公開したことを明らかにした。読み出し領域と書き込み領域の分散、不要なデータを排除するキャッシュエビクション、ディスクへの書き込み効率の向上の3分野について改善を図った。キャッシュの仕組みを改善したことによって、平均ヒット率は60%から80%に向上し、ディスク稼働率はほぼ半分に削減できたとしている。 Flashcacheは、SSDなどのアクセス速度が高い記憶装置をキャッシュに使うことで、ストレージのI/O性能向上を図る。もともと社内でInnoDB/MySQLデータベー
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