世界保健機関︵WHO︶の予測が140万人という数字なので、改めてエボラの恐ろしさが強調された感がある。ただ同氏の予測について、医学者からは﹁行きすぎた数字。正確ではない﹂との声もある。 それでも米国立衛生研究所︵NIH︶のアンソニー・ファウチ博士は、﹁ワクチンが国中に行き渡らない限り、エボラの拡大を止めることはできないかもしれない﹂と医学雑誌とのインタビューで答えている。 西アフリカの3国︵シエラレオネ、リベリア、ギニア︶で今後も感染者・死者が増加することは残念ながら否定できず、500万人という数字は最悪のシナリオとしてあり得るのかもしれない。 WHOが発表した14日現在の感染者は8914人、死者は4447人で、過去数カ月の数字の推移を見ると、ほぼ4週間で感染者と死亡者が2倍ずつ増えてきている︵エイズよりはるかに怖いエボラ出血熱、蔓延の兆し︶。 日本人の感染者は報告されていないが、米国テキ
![蔓延するエボラ出血熱、死者500万人との予測も 準備のない日本へ上陸したときには、一気に感染が拡大する危険性 | JBpress (ジェイビープレス)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c094e9107b9bcb07b3e3cdf8c05898223beb4bea/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F3%2F1%2F-%2Fimg_3159a56b9a33278651528a28596151fb78237.jpg)