能登半島地震の直後、停電中でもごはんが炊ける炊飯器がX︵旧Twitter︶上で話題になった。 ︻動画︼新聞紙でどうやって米を炊く…?動画はこちらから タイガー魔法瓶の炊飯器﹁魔法のかまどごはん﹂だ。 米と水以外に必要なものは、﹁新聞紙﹂と﹁火﹂だけ。かまどを使った炊飯器が開発された背景には、﹁防災用品として使い、災害に備えてほしい﹂﹁災害時でもおいしいごはんを食べてほしい﹂という開発者の思いがあった。 開発を率いた、﹁魔法のかまどごはん﹂のプロジェクトリーダーに話を聞いた。 令和を生きる私たちにとって﹁炊飯﹂とは、多くの場合、研いだ米と水を炊飯器に入れて、﹁炊飯ボタン﹂を押すという動作を意味する。 しかし、﹁魔法のかまどごはん﹂では、一昔前の﹁かまど﹂と同じような原理で、なべに直火でごはんを炊き上げる。 炊き方は至ってシンプル。まず、新聞紙を割いてねじり棒状にしたものを、かまど下部にある2
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