【ニューヨーク=池松洋】米ゼネラル・モーターズ(GM)が7日発表した2008年7〜9月期決算は、純利益が25億4200万ドル(約2500億円)の大幅な赤字となった。 フォード・モーターも7〜9月期の純利益が1億2900万ドル(約125億円)の赤字で、追加のリストラ策を発表した。ともに主力の北米での販売不振が響いており、米自動車大手を取り巻く経営環境の厳しさを裏付けている。 GMの7〜9月期の売上高は前年同期比約13%減の379億ドル。5四半期連続赤字決算で、05年からの累積赤字は700億ドルを超えた。債務返済や取引先への支払い、給料支払いに使う手持ち資金は9月末時点で162億ドルで6月末の210億ドルからさらに減った。 市場関係者の間では、手持ち資金が120億〜140億ドルまで低下すると「資金繰りが続かず、経営破綻(はたん)してもおかしくない状態」との見方がある。GMは資金繰りに余裕がある
11月6日、トヨタは09年3月期の営業利益予想を前年比73.6%減の6000億円に下方修正すると発表。写真は都内のショールームで(2008年 ロイター/Kim Kyung-Hoon) [東京 6日 ロイター] トヨタ自動車<7203.T>は6日、2009年3月期の営業利益(米国会計基準)予想を前年比73.6%減の6000億円に下方修正すると発表した。従来予想の1兆6000億円に比べ、62.5%の下方修正となる。 ロイターエスティメーツによる主要アナリスト17人の予測平均値1兆2993億円を53.8%下回っている。 2008年4―9月の営業利益は前年同期比54.2%減の5820億円になった。通期予想に対する進ちょく率は97%。前年同期実績の通期実績に対する進ちょく率は56%だった。ロイターエスティメーツによる主要アナリスト4人の予測平均値7167億円を18.7%下回った。
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