「ソフトウェア企業の競争戦略」の結論をまとめると、 ソフトウェアは、一度作ってしまえば複製コストはタダ。たくさん売れば売るほど儲かる。 しかし一度ソフトウェアを買ったら、同じものを二度買う人はいない。従って、ソフトウェア企業は、製品に次々に新しい機能を追加するなどして需要を喚起し続けなければならない。 殆どのソフトウェア企業において、徐々に売上高に占めるサービス(コンサルティング・カスタマイズ・メンテナンス・サポート)の割合は高くなっていく。 サービスは、ソフトウェアのライセンスに比べると労働集約的で利幅が低いが、継続して安定した収入が入ってくるというメリットがある。 殆どのソフトウェア企業が、「ライセンスとサービス」の組合せで商売をする「ハイブリッド型」になっている、というか、そうならざるを得ない。 「世界中にパソコンはXX台あるから、その5%に入ったとしても、XXになる!」という試算は
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