脱原発勢力の結集を目指して衆院選に挑んだ同党だが、結成からわずか1か月で失速した。 ﹁小沢さんとは﹃成田離婚﹄ですね﹂ 嘉田氏は26日、周辺に、早くも党分裂が避けられなくなったことについて自嘲気味に語った。 小沢氏と嘉田氏側近の飯田哲也代表代行は26日、都内で会談した。同党の分党について協議したとみられる。 ただ、﹁分党﹂は政党助成法上の定義はなく、考えられるケースとしては、︿1﹀嘉田氏に近い阿部知子衆院議員が党に残り、小沢氏ら旧﹁国民の生活が第一﹂のメンバーが離党し、新党を作る﹁分派﹂︿2﹀阿部氏が離党し、小沢氏らが未来の党に残る一般的な﹁離党﹂︿3﹀未来の党を解党し、小沢氏らが新党を結成する﹁解党﹂――などだ。