財政に関するiteauのブックマーク (2)
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ギリシャの財政危機で世界各国の財政問題に注目が集まっています。ギリシャはEUとIMFの支援で当面の流動性危機は回避しましたが、どこまで国内経済の立て直しができるのかが、今後の焦点になっています。こうした中で、﹁アメリカも財政危機﹂の例外ではないという指摘も行われています。今回は、アメリカの財政危機について書いてみます。 ギリシャの財政危機は世界経済に暗雲を投げかけています。ギリシャ以外にも巨額の財政赤字を抱えるポルトガル、アイルランド、スペイン︵この4カ国は頭文字を取ってPIGSと呼ばれています︶も深刻な財政危機に陥る可能性が高いと予想されています。現在はギリシャが最大の焦点になっていますが、スペインの状況も急激に悪化しています。格付会社S&Pは4月末にスペインの格付けをAA+からAAに格下げしました。さらに5月28日に格付会社フィッチもスペインの格付けをAAAからAA+に格下げしました。
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︵2009年6月29日付 英フィナンシャル・タイムズ紙︶ 先週、ベルサイユ宮殿で任期後半の経済戦略の概略を説明したフランスのニコラ・サルコジ大統領。その演説で、緊縮財政に関するメッセージが出てくることは筆者も一切想定していなかった。サルコジ大統領には、ドイツのアンゲラ・メルケル首相に追随して均衡予算を目指す意思がないことは明白だった。 その代わり、大統領は政府債務には﹁良い﹂債務と﹁悪い﹂債務があると述べたうえで、良い債務とは景気循環に伴うもの、悪い債務とは構造的なものだと説明した。そして、さらに、もう1つ別の分類があるとつけ加えた。将来の高い経済成長を通じて解消されていく、一時的な債務である。 理論的には、申し分のない分類だ。しかし現実問題、債務の良し悪しを問わず、サルコジ大統領が本気で債務解消に取り組むかどうか、疑ってかかる理由がある。 債務削減に向かうドイツ、正反対の方向に進
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