﹁週末に予約していたホテル、急な仕事でキャンセルしなくては﹂ーーーこんな経験、ありませんか?3日前でも半額、当日なら100%のキャンセル料を負担したことのある人も多いかと思います。こんな残念な出費をなくそうという国内で初めてのサービスが注目されています。運営会社﹁Cansell﹂の山下恭平社長︵32︶に、狙いや今後の戦略を聞きました。 ︵経済部記者 野上大輔︶ ホテルや旅館のキャンセル料は施設によってまちまちですが、予約を取るのが大変な人気の施設ほど、料金が発生する時期が早いのが実情です。﹁キャンセルが必要になった人﹂と﹁安く宿泊したい人﹂をインターネットで結びつけ、“予約権”を売買できるのが、﹁Cansell﹂のサイトです。 このサービスを考えた山下恭平社長は、ITサービス大手﹁ヤフー﹂のグループで映画やドラマのネット配信などの事業を担当したあと独立し、2年前に会社を立ち上げました。ネ
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