知人に天海祐希のファンがいたのだが、驚いたことに彼は宝塚時代のエピソードはほとんど知らなかった。 天海は、宝塚ではかなりの伝説を作り上げてしまった人なので、これを知らないファンがいるのはもったいないなぁ、と思った。 なので、ざっくり彼女のジェンヌ時代の伝説を書いてみようと思う。 入団1年目で新人公演主役、7年目でトップスターこれは男役としては異例の速さだ。 新人公演というのは、本公演と同じ内容の演目を、入団1年目から7年目までの新人達だけで演じる公演のこと。 トップ路線に進む男役の子は普通、この新人公演で良い役をもらいながら、7年目までに一度は︵新人公演で︶主役をやる。 その後本公演でも、徐々に良い役をもらうようになってゆき、所属する組の三番手、二番手を経て、トップになる。 ︵ただしこれは天海在団当時のルールで、新専科が出来た今は、多少異なる︶ とは言え、いくらなんでも1年目で新人公演主演
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