イスラエル・エルサレムで、閣議の際に使われた木づち(2003年10月19日撮影、資料写真)。(c)AFP/GIL COHEN MAGEN 【5月12日 AFP】オランダの裁判所は12日、脳腫瘍を患う少年(12)に化学療法を行うよう求めていた父親の訴えを退け、少年が主張していた治療拒否の権利を認める判断を下した。 ダーフィット(David)という名前のみが明らかになっているこの少年は、昨年11月に脳腫瘍を発症。手術を受けて無事に腫瘍を除去した。裁判所が発表した声明によると、少年は放射線治療を受け、「治った」と判断されたという。 医師らは術後の治療として化学療法も受けるべきだと勧めたが、ダーフィット君はあらゆる術後療法を拒否し、母親も支持したという。またオランダのメディアによると、ダーフィット君は代替医療による治療を望んでいたという。 一方、この母親と離婚していた父親の男性は、北部アルクマール
アイドルグループの一員だった女性(23)がファンとの交際を禁じた規約に違反したとして、東京都港区のマネジメント会社が、女性と交際相手の男性らに約990万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が18日、東京地裁であった。原克也裁判長は「異性との交際は幸福を追求する自由の一つで、アイドルの特殊性を考慮しても禁止は行き過ぎだ」と述べ、会社の請求を棄却した。 判決によると、女性は19歳だった2012年4月、「ファンと交際した場合は損害賠償を求める」などと定めた契約を会社と結び、グループの一員として活動を始めた。13年12月ごろにファンの男性と交際を開始。14年7月には辞める意思を伝え、予定されていたライブに出演しなかった。会社が「契約違反で信用を傷つけられ、損害も受けた」として提訴した。 判決は、「ファンはアイドルに清廉性を求めるため、交際禁止はマネジメント側の立場では一定の合理性はある」と理解を示す
アメリカ・カリフォルニア州の議会で9月11日までに、安楽死・尊厳死を合法化する「死ぬ権利」法案が可決した。 FILE - In this Sept. 9, 2015, file photo, Debbie Ziegler holds a photo of her daughter, Brittany Maynard, as she receives congratulations from Ellen Pontac, after a right-to die measure was approved by the Assembly in Sacramento, Calif. Maynard was a 29-year-old California woman with brain cancer who moved to Oregon to legally end her life. Cal
ニューデリー(CNN) インド最高裁判所は15日、トランスセクシュアルやトランスジェンダーの人には自分の性別を自分で決める権利があると認定し、男女以外に「第3の性」を認める判決を言い渡した。 裁判は、男性か女性かという分類に当てはまらない「ヒジュラ」(第3の性)と呼ばれる人たちが原告となって、2012年に最高裁に提訴した。 15日の判決では、「性の識別は個人の尊厳の一部であり、『個人の自律』『自己決定』の中核をなす」と指摘。ヒジュラについて、男性か女性かという分類に加え、憲法と法律に基づく第3の性として認定しなければならないと判断した。 さらに、女性の身体的特徴を持った人が自分を男性と識別することや、男性の特徴を持った人が女性と識別することも認め、性転換手術を受けなくても自分の性別は自分で決められるとした。 併せて連邦政府や州政府が性別の扱いについて守るべき手順を定めたガイドラインも公表し
米国で妊娠中絶が改めて議論を呼んでいる。過去にも国内を二分してきたテーマだが、支持派と反対派の双方が歩み寄りを見せる気配はない。特に、この数年は中絶に批判的な共和党が州レベルで躍進したこともあり、新たな規制も次々と生まれている。 カンザス州ウィチタは人口35万人余りの、米中西部の典型的な都市…
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