安倍晋三首相は自民党総裁3選を受けた内閣改造・党役員人事で、甘利明元経済再生担当相︵69︶を党の要職で起用する検討に入った。甘利氏は総裁選で首相選対の事務総長を務めた。また、一連の人事を10月1日から2日にかけて行う調整も始めた。1日に党役員人事、2日に皇居での閣僚認証式を行う方向だ。 首相は23日から国連総会出席のため訪米し、28日に帰国する。30日に政権が重要視する沖縄県知事選が投開票されるほか、公明党が党大会で新執行部を発足させる。これを受けて10月1日に自公党首会談を行った後、内閣改造の手続きに入る。 甘利氏は、2012年12月の第2次安倍内閣発足時から経済再生担当相として経済政策﹁アベノミクス﹂の司令塔役を担った。首相や麻生太郎副総理兼財務相︵78︶からの信頼が厚く、菅義偉官房長官︵69︶とともに内閣の﹁骨格﹂を担ったが、16年1月に秘書の現金授受疑惑で辞任した。昨秋の衆院選を経
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