12月9日、受動喫煙にさらされる子どもは、そうでない子どもに比べて精神面で問題が多くなる傾向が英国の調査で明らかに。写真は2004年にロンドンで撮影(2010年 ロイター/David Bebber) [ニューヨーク 9日 ロイター] 親など周りにいる人がタバコを吸うことで「受動喫煙」にさらされる子どもは、そうでない子どもに比べて精神面で問題が多くなる傾向が、英国で実施された研究で明らかになった。 ユニバーシティー・カレッジ・ロンドン(UCL)のチームは、英国に住む4─8歳の子ども901人を対象に、唾液などから受動喫煙の度合いを調べたほか、子どもの親にアンケートを実施。その結果、平均すると、受動喫煙の量が多い子どもほど、多動性障害や行為障害など精神的な問題を抱える傾向にあることが分かったという。 研究を主導したUCLのマーク・ヘイマー氏は、今回の研究は、喫煙者の親に対し、禁煙または屋外で
仕事をしている15〜19歳のうち、非正規雇用の割合が2007年で40.2%に上っていることが3日、内閣府の「子ども・若者白書」(10年版)で明らかになった。学生アルバイトを除いた「非正規労働者」の割合で、20〜24歳も32.5%。内閣府は「高校や大学を卒業しても正社員になれない雇用環境の厳しさを反映している」とみる。 学生アルバイトを除く07年の非正規労働者は、15〜19歳が18万4500人。20〜24歳が128万8300人。 内閣府はこれまで、高校生や大学生のアルバイトも含めた非正規雇用の割合を公表。07年は15〜19歳が71.8%、20〜24歳が43.2%となっていた。ただ、若者の就労実態を正確に把握するためには学生アルバイトを除外した数値が必要だとして、今回の集計を実施した。その結果、正社員としての就職が難しい実態が浮き彫りになった。 15〜24歳の人口は07年で1358万人。
若手社会人の愛社精神はしだいに薄れ、出世意欲も乏しくなる――。就職情報会社「毎日コミュニケーションズ」の調査で、こんな傾向が浮かび上がった。 調査は同社のウェブサイト会員のうち、2011年春に入社予定の学生と、入社2〜5年目の若手社会人の計約600人に、10月に聞いた。 愛社精神については、学生が「非常にある」「まあまあある」の合計が81%だったのに対し、若手社会人は45%にとどまった。併せて、どこまで出世したいかを尋ねたところ、学生は「部長・プロデューサーまで」(27.3%)、「役員まで」(22%)、「出世したいと思わない」(15.7%)の順だった。 これが若手社会人では「出世したいと思わない」(48.1%)、「主任・係長まで」(15.4%)、「部長・プロデューサーまで」(11.9%)と続き、上昇志向の乏しさが目立った。 調査担当者は「経済の閉塞(へいそく)感を背景に、身の丈にあ
ドイツ・ドルトムント(Dortmund)でたばこを吸う女性(2010年9月17日撮影、資料写真)。(c)AFP/PATRIK STOLLARZ 【11月16日 AFP】妊娠中の母親がたばこを毎日1箱以上吸うと、生まれた子どもが犯罪者になるリスクが30%高まるとする研究結果が、16日の英医学専門誌「Journal of Epidemiology and Community Health」に発表された。 米ハーバード大学公衆衛生大学院(Harvard School of Public Health)の研究チームは、1959~66年に行われた喫煙習慣に関する調査に参加した女性たちの子どもである33~40歳の米国人4000人の健康データと犯罪歴を調べた。 その結果、妊娠中に1日最低20本を吸っていた母親の子どもでは、それ以外の子どもに比べて、犯罪者になる確率が30%高かった。犯罪常習者になる確率も
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く