共感覚者の驚くべき日常―形を味わう人、色を聴く人 スポンサード リンク ・共感覚者の驚くべき日常―形を味わう人、色を聴く人 この本によると、10万人に1人(最新調査では2万5千人に一人)の割合で共感覚という特殊な感覚を持った人が、存在している。彼らの大半は何の生活の支障もなく、普通に暮らしているが、私たち通常感覚者とは、別の世界を体験している。大抵は話しても理解されないので、そのことを黙っている。 彼らは、食べ物を舌で味わうと指先にカタチを感じてしまう。この味はとんがっている、だとか、まるいだとか、手に取るように感じる。ある人は、音を聴くと色が見えてしまう。共感覚者が「このチキンはとんがった味がする」「これは赤くてまぶしい音楽ね」と言う時、それは比喩ではない。実際にそう感じている、という。 著者は、医師で共感覚の第一人者。偶然、友人が共感覚者であることが分かり、80年代ほとんど未解明だった
誰だってあるだろう?今自分が必死になって何かにしがみついてるって時が、異邦人によって今にも開け放たれようとするドアをがむしゃに押し止めようとしている時が。 恐い夢を見たときなんてそうだ。ゾンビが後ろから迫ってくる。必死になって逃げて、逃げて、とうとう行き止まりに追い詰められる。でも大丈夫。だってこれは夢だって知ってるから。いつだってそう。ちゃんと都合よく覚めるもんさ。ほらこいよゾンビ。かじりついてごらん?そうやって悠悠自適に構えていたら、あれ噛まれたぞ?痛い、痛い、おい、終わるんじゃないのか?なんで続きがあるんだ。どうしてだ?夢じゃなかったの? スイッチを押さないまま放置し続ければ、いずれ劣化して壊れてしまう。カチカチやっても明かりはつかないままで、壊れたことに気付かないままで。僕は部屋のライトを点灯しようとしたけれど、何度押しても反応はなかった。 僕はずっとスイッチを見ていた。押すのなん
◆はじめに これまで、たまに見えない人たちの歴史などについて話そうとするときに、自分自身が意外に実例を挙げて具体的に話すことができないということが何回かありました。そういう時に役立てばと思い、1年ほど前からこのようなデータ集を作り始めています。 明確な選択基準もなく、私の関心のままに集めていますし、また調べがついていないものも多数あって、まだまだ不完全なデータです。それでも、一般にはあまり知られていない事柄も多くふくまれていますし、公開することで、広く皆さんの参考にしていただければと思います。 タイトルの「盲人文化」という、ちょっと時代錯誤的とも思われかねない言葉について簡単に説明しておきます。 〈見えないこと〉にたいする把え方・対処の仕方として、大きく分けて次の2タイプがあるように思います。 ひとつは、〈見えないこと〉は〈障害〉であり、その障害からもたらされるとされる様々な〈でき
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