そのほかの「関係」 では関連のほかは「どういう関係」なのでしょうか。汎化関係は、オブジェクト指向を特徴付ける概念なので、分かりやすいと思います。つまり、物事を分類するときに用いる関係で、ある概念に対してより一般的な概念がある場合、それらを汎化関係にある、とします。親子関係、スーパークラスとサブクラス、祖先と子孫などの用語が使われることもあります。 次に実現ですが、実は意味的には依存の一種になります。実現の意味は「仕様とその実装の関係」なので、仕様が変わればもちろん実装は影響を受ける、つまり依存していることになります。ですので、依存関係のステレオタイプで<>としても同様ですが、表記法としては独立したものを持っていますので、このようにしておきます。具体的には、例えば、インターフェイスとそれを実装するクラスをイメージすれば良いでしょう。ユースケースとユースケースの実現、などにも使われますが、意味
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