宮崎県の口蹄疫問題で、「全国肉牛事業協同組合」(東京都港区)など畜産の3生産者団体は29日、同県が主力級種牛5頭を殺処分しない対応は感染を拡大させる恐れがあるとして、同県に抗議文を、農林水産省には要請文を提出した。速やかに5頭を殺処分するよう求めている。 記者会見した同組合の山氏徹理事長は「宮崎の種牛がいなくなっても全国の畜産は成り立つ。殺処分されている畜産農家と同じ対応をとるべきだ」と述べた。 同県西都市に避難していた主力級種牛の1頭の感染が判明。家畜伝染病予防法では、同じ畜舎にいた残り5頭も殺処分の対象になるが、特例で経過観察を続けている。
政府の対応が早かったとは言わないし、後手ではあるんだけど、ちょっと違うかな。 まあこの手の人にいちいち指摘しても仕方ないんだろうけど。知る気も理解する気もなさそうだし。 >「マニュアルどおりである」とは言っているが、そのマニュアルの文言や政府が実際に取った行動について何一つ具体的言及なし。 原則論なんだけど、基本的に中央政府は直接対応しない。 これはどういうことかというと、農水省に連絡が上がった時点で自治体にほぼ白紙委任に近い強力な権限を与え、移動制限や殺処分など農家の財産権を脅かせるほどの強力な措置を自治体レベルで決断できるようにしている。元々防疫のためのリソースは各自治体で管理されており、問題も自治体が最も直接的に把握している。リソースも情報も二次的になる中央政府が出る幕はあまり無い。政府がやることは黙って判子を押すことと後で補償問題が出た時にケツを持つこと。 この枠組みは民主党が作っ
32万頭以上の殺処分が決まった宮崎県の口蹄(こうてい)疫被害は、政府の危機意識の薄さを改めて浮き彫りにした。先月20日の感染発覚後に政府が迅速に対応すれば農家の被害も、地元関係者の労苦も、国の財政支出も、比較にならないほどわずかで済んだ可能性が大きい。政府は何を見誤ったのか。その迷走を追った。 「当面やるべきことはすべてやる。迅速にやるということであります」 鳩山由紀夫首相は19日夜、政府の口蹄疫対策についてこう胸を張った。 だが、財政面での支援については赤松広隆農水相が今月10日に宮崎県入りした際、すでに「全額所得補償」を約束していた。 最終的に全頭買い上げこそ見送られたが、畜産農家の支援策として殺処分への補填だけでなく、「経営再開支援金」や見舞金などの交付金も加わった。財政支出は300億〜400億円に膨らむ見通しだ。 どうやら政府は、対策の力点を畜産農家への「補償」ばかりに置き、地元が
宮崎県内で被害が拡大している口蹄疫を巡って、農林水産省が最初の感染疑い例を確認した3週間前の3月下旬、同県家畜保健衛生所が、感染した水牛を診察しながら発生を見逃していたことがわかった。 同省などによると、同県都農町で水牛を飼育する農家から、かかりつけの獣医師を通じ、県家畜保健衛生所に「水牛が発熱している。牛乳の出も悪い」という連絡があったのは3月31日。 この日のうちに同衛生所の職員は立ち入り検査を実施し、4頭の水牛に発熱や下痢などの症状が出ているのを確認した。しかし、「普段の下痢」と判断して口蹄疫の可能性を疑うことなく、通常の風邪の検査をしただけで、同省にも報告しなかったという。 この水牛農家から南東に600メートル離れた繁殖牛農家では4月9日、口の中がただれた牛が1頭見つかった。同衛生所はこの時も口蹄疫と見抜けず、20日に「最初の感染事例」として発表した。このため最初の水牛についても2
平野博文官房長官は7日の閣僚懇談会で、宮崎県で過去最悪の被害が出ている牛や豚の口蹄(こうてい)疫対策として(1)防疫措置の徹底(2)発生農家の経営対策(3)地元自治体への適切な財政支援−に関係省庁が連携して取り組むよう指示した。記者会見では災害派遣中の陸上自衛隊の拡充を検討する考えを表明した。 これを受け、原口一博総務相は特別交付税による自治体支援を表明した。 だが、口蹄疫は先月20日に確認され、すでに殺処分頭数は4万4千頭に上る。派遣された自衛隊は処分した家畜を埋める場所がなく立ち往生しており、政府の初動対応の遅れを指摘する声は強まっている。 宮崎県の東国原英夫知事は7日、宮崎市内のホテルで民主党の小沢一郎幹事長と会談し、対策の拡充を要望した。知事は会談後、記者団に「指揮系統が後手後手に回っている。こういう危機管理をきちっとやってもらいたい」と政府の対応に不満を表明した。 それを象徴する
口蹄疫「想像を絶するような規模」「非常事態宣言も」殺処分対象は3万4000頭に カテゴリ 1 :出世ウホφ ★:2010/05/05(水) 21:43:24 ID:???0 えびの市で、口蹄疫に感染した疑いのある豚が新たに確認されました。 このほか、川南町でも3件確認されていて、口蹄疫の疑いがでた農場は、合わせて23か所となりました。 口蹄疫に感染した疑いのある豚が新たに確認されたのは、川南町の農場3か所と、えびの市の農場1か所です。 このうち、えびの市の農場では、飼育している豚320頭のうち3頭に、口蹄疫の陽性反応が確認されました。 この農場の豚は全て殺処分され、防疫措置が終わっています。 この農場は、えびの市で最初に確認された県内9例目の農場から約1キロ離れていて、県によりますと、 2つの農場に、人や家畜の行き来はないということです。 これで、口蹄疫の疑いのある牛や豚が確認された農場は
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