日本郵便と楽天がインターネット通販の配送で提携し、今春から郵便局内に注文商品を受け取る専用ロッカーの設置を始めることが15日、わかった。自宅の住所を通販事業者などに知られたくないといった利用者のニーズに応じる一方、日本郵便側も留守による再配送が減り、運送費を抑えられる点がメリットとなる。まず、都内約30の郵便局に﹁ゆうパック﹂の受け取り用ロッカーを設ける。 ロッカーを使う場合も配送料は自宅宛てと同じで、商品は原則3日間保管。利用者は電子メールで送られてくるパスワードを使ってロッカーを開ける。当初は楽天向けだが、利用状況を見ながら別のネット通販などでも使えるようにし、全国に設置を広げる計画だ。 利用者の都合に合わせて商品を受け取りやすくすることで、楽天は米アマゾン・ドット・コムに対抗し、日本郵便もゆうパックの利用拡大を図る。 ネット通販の広がりに伴い再配送コストの増加に頭を痛めている日本郵便
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