コンビニエンスストア大手のローソンは29日、クレジットカード会社のJCBと提携し、電子マネー事業に参入すると発表した。小銭を使わずに買い物ができる電子マネーの開発で顧客の利便性向上や購入履歴など顧客データの分析で商品開発力を高める狙いだ。セブン&アイ・ホールディングスが発行する﹁ナナコ﹂やイオンが展開する﹁ワオン﹂に対抗する。11月3日から﹁おさいふポンタ﹂を発行する。コンビニだけでなく、約900万店あるJCBの国内加盟店でも利用できるようにする。平成31年度末までに2千万枚の発行を目標に進める。 ローソンなどの店舗で利用が可能な共通ポイント﹁ポンタ﹂の機能も付与する。現在利用しているポンタカードから、おさいふポンタへの切り替えも可能となっている。 電子マネーをめぐっては﹁ナナコ﹂や﹁ワオン﹂のほか、東日本旅客鉄道︵JR東日本︶が発行するICカード型乗車券﹁Suica︵スイカ︶﹂、