全国の拠点の大幅な閉鎖方針を打ち出した大手予備校﹁代々木ゼミナール﹂︵本部・東京都渋谷区︶が全国模擬試験を来年度から廃止することが23日、わかった。 来年1月の大学入試センター試験の自己採点結果集計・分析は実施しない。模試の分析データは受験生や高校の進路指導などでも参考にされており、影響は大きい。 代ゼミ広報企画室によると、全国27校のうち、来年3月末で閉鎖するのは、仙台や横浜、京都、熊本など20校。本部校と、札幌、新潟、名古屋、大阪南、福岡の各校、造形学校︵東京︶の計7校に集約するという。4月以降は、﹁センター試験プレテスト﹂や﹁国公立2次・私大全国総合模試﹂などの全国模試を廃止。大学入試センター試験の自己採点結果を集計・分析し、志望大学の合格判定などを示す﹁センターリサーチ﹂は2013年度、全国で約42万人が参加したが、とりやめる。﹁東大入試プレ﹂など個別大学志願者向け模試は、