これは、1つの大学が、いまや自殺を挙行せんとする、寸前の遺書のような内容になっています。本当に自殺するかどうかは、早稲田の学長以下大学当局︵同大学の呼称では﹁総長﹂︶の判断と行動に懸かっています。 もし、今回の﹁報告書﹂通り、この、内容的には﹁博士論文未満﹂で、行為としては﹁不正﹂が多数指摘される﹁論文﹂で授与されてしまった﹁学位﹂を﹁お咎めなし﹂として放置すれば、その時点で早稲田大学は今後、二流以下の私大のレベルに確実・急速に零落していくと思われます。 と言うのは、この﹁学位問題﹂に大学人や研究者はアレルギー的に反応していますが、世間一般はほとんんど蛙の面に小便といった無反応、つまりノーリテラシーの現状を示しています。 まずこれから早稲田が壊れていく危険性の高いリスクを、﹁報告書﹂の文面を子細に確認しつつ検討してみようと思います。 早稲田はこのようにして、いま自殺しようとしている いま、