首長向け自治体経営情報誌『首長マガジン』第2号の巻頭インタビューを掲載します。第2号では改革をテーマに多くの首長および首長経験者にお話を伺っていますが、巻頭を飾ったのは樋渡啓祐前佐賀県武雄市長でした。現職時代には次々と新機軸を打ち出し、自治体改革の先頭で旗を振っていましたが、退任後も八面六臂の活躍をされています。樋渡前市長からさまざまな秘話や秘訣を聞き出しました。 地域の理想を実現できる首長はアーティスト―今回は、樋渡さんの市長としての自治体経営経験において、どのようにして困難を乗り越えられてきたのか、具体的には市民病院の民間移譲やCCCと連携したツタヤ図書館などの尖った政策をどこまで計算の中でやってこられたのか、それらがどういう形で結実したか、あるいはしなかったのか。こうした点を掘り下げさせていただけたらと思います。 樋渡啓祐前佐賀県武雄市長(以下「樋渡」) 今日はせっかく谷畑さんが来て
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