本と歴史に関するkamanobeのブックマーク (4)
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﹁山川出版の日本史がいかに凄いかについて情熱的に説明する﹂ http://blog.tinect.jp/?p=40198 はてなブックマークの人気記事だったので開いてみたのですが、驚くほど中身のない記事でした。 これ、おっさんが居酒屋でしゃべっているレベルですよね?? ﹃詳説日本史﹄を引用するなり参照するなりして、具体的にどこがどうすごいかを語ってほしかったです。 僕も10代の頃はあれが本当に理解できなかった。けど今ならああいう教科書が作り続けられる理由がよくわかる。物事を語るにあたって、中立を維持しようとするとなると、事実しか語れなくなるのである。 ストーリーというものは、基本的には何らかの価値観を元に構築されるものである。日本民族がいかに優れているかという視点で歴史を分析すると、それは右翼的な記述にならざるをえないし、平等であろうとすれば、それは左翼的な価値観を元に記述せざるをえなくな
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もらった本を気楽に翻訳して出版する花子、それでよかったの? NHKで放映中の朝の連続テレビ小説﹃花子とアン﹄は、タイトルのとおり、﹃赤毛のアン﹄の翻訳者として知られる村岡花子氏の生涯を題材としたドラマです。 先週、ついに花子が﹃赤毛のアン﹄の原書である﹃Anne of Green Gables﹄と運命の出会いを果たし、ドラマもクライマックスが近づいてきました。 このドラマでは、花子がいろいろな人から英語の本を手渡され、その魅力を日本の子供たちに伝えようと翻訳に取り組むシーンがたびたび登場します。 後に義弟となる村岡郁也さんからは﹃The Prince and The Pauper﹄︵﹃王子と乞食﹄︶を、そして女学校時代の恩師であるスコット先生からは、﹃Pollyanna Grows Up﹄︵﹃パレアナの成長﹄︵または﹃パレアナの青春﹄︶︶と、﹃Anne of Green Gables
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2014年03月25日19:43 カテゴリ コミティア30周年記念作品集﹃コミティア30thクロニクル﹄刊行決定! 代表です。 という訳で、いまこういう本を作っています。 第1弾が5/5のCOMITIA108会場にて先行発売となります。 ︻ご案内︼ 1984年11月18日に第1回を開催したコミティアは2014年、30周年を迎えます。 この記念すべき年を祝う企画として、一般書店で流通する 全3冊・各巻600ページ超えの作品集を出版することになりました。 これまで30年の間にコミティアで発表された同人誌の中で、 その歴史を語る上で外せない伝説の傑作・名作から、 現在はプロで活躍する作家の初期作品、 同人誌の表現の自由さを感じさせる実験作など、 幅広い視点に立って選んだアンソロジーの形になります。 コミティア、そして創作同人誌の楽しさ、魅力を紹介するに はどれだけの誌面があっても足りませんが、こ
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映画﹁ALWAYS三丁目の夕日﹂が公開されて以降、昔を懐かしむ声をよく聞くようになった。社会学者の宮台真司などは﹁当時ってあんなに町並み綺麗じゃないだろ。ドブくさくてたまらないだろ﹂と突っ込みをひたすら入れ続けているが、ノスタルジーに浸りたい人びとは意外と多いのだろう。05年に一作目が公開されて以降、人気は根強く今年初頭には第三作目が封切られた。高齢者の方が過ぎ去りし日を懐かしむのはまだ理解できるが、この映画関連のテレビ番組で﹁昭和30年代に生まれたかった﹂と二十歳ぐらいの若者が答えていた。椅子から転げ落ちそうになるとはこういうことを言うのか。周りにそのような方がいたら是非この本を渡して欲しい。表紙からして萎えるはずだ。ページを捲れば恐ろしすぎて﹁現代が大好きです﹂と背筋を伸ばして答えるに違いない。 少年犯罪、女性の自殺者数、感染症の死者数、寄生虫の感染率など約100のテーマを見開きで1テ
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