【ワシントン=共同】米紙ワシントン・ポスト電子版は24日、流出した米機密文書を基に、ウクライナ国防省がロシアの侵攻から1年となる今年2月24日にロシアへの大規模攻撃を計画していたと報じた。モスクワも攻撃対象に含まれていたとされ、ロシアの報復による戦闘激化を懸念した米国の要請によってウクライナ側は計画を中止したという。ウクライナ国防省のブダノフ情報局長が、侵攻から1年に合わせて「情報局の総力を結
ロシアによるウクライナ侵略で、露軍側で参戦している露民間軍事会社「ワグネル」トップのプリゴジン氏は14日、「プーチン政権は軍事作戦の終了を宣言すべき時だ」とする声明を交流サイト(SNS)上で発表した。同氏はまた、露軍は「東部ドネツク州全域の制圧」とする主目標を達成できそうもない上、ウクライナ軍の反攻で敗北する可能性があるとも警告した。 ワグネルの部隊は最激戦地の東部ドネツク州バフムトを巡る攻防で露軍側の主力を担当。プリゴジン氏は、露軍側の戦力低下を認識し、作戦の終結を求めた可能性がある。ただ、プーチン政権は「軍事作戦は目標達成まで続ける」としており、現時点で停戦に動く可能性は低いとみられる。 プリゴジン氏は声明で、ロシアはウクライナ領の重要地域を占領し、露本土と実効支配するクリミア半島を結ぶ陸路も確保するなど十分な「戦果」を達成したと指摘。侵攻開始から1年に当たる今年2月24日時点の前線を
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