法政大学﹁学問の自由﹂に関する声明発表﹁本学の研究者たちに、恫喝や圧力と取れる言動が度重ねて起きている﹂ 法政大学の田中優子総長は5月16日、大学ホームページ上で﹁自由で闊達な言論・表現空間を創造します﹂と声明を発表した。声明では、 ﹁昨今、専門的知見にもとづき社会的発言をおこなう本学の研究者たちに対する、検証や根拠の提示のない非難や、恫喝や圧力と受け取れる言動が度重ねて起きています﹂ ﹁その中には、冷静に事実と向き合って社会を分析し、根拠にもとづいて対応策を吟味すべき立場にある国会議員による言動も含まれます﹂ と説明。現状に強く抗議した。 ﹁適切な反証なく圧力によって言論をねじふせるようなことは許されない﹂ 声明にある﹁国会議員による言動﹂とは、自民党の杉田水脈衆院議員や橋本岳衆院議員らを指すと思われる。杉田議員は4月下旬、安倍政権に批判的な立場を取る法政大学の山口二郎教授が﹁6億円弱の