﹁現場主義﹂のブックオフでは、アルバイトで入社したスタッフが働きぶりを認められて社員や店長になり、そして役員に昇格するという例がいくつもあります。2006年には、パートタイマーとして入社した橋本真由美さんが社長︵2007年に退任︶に就任、世間を驚かせました。専業主婦だった橋本さんは、なぜそこまで活躍できたのでしょうか。そのブックオフ人生に迫ります。 橋本真由美さん 1990年4月にパートとしてブックオフコーポレーション株式会社入社。その後、店長、取締役、代表取締役社長、会長、相談役を経て、2018年9月退任。趣味は、畑いじり、草むしり。18年間の専業主婦生活の末、パートで入社 ――そもそも、なぜブックオフで働き始めたんですか? 単純に、生活のためのお金が欲しかったからですね。主人と23歳で結婚してから18年間は専業主婦でした。2人の娘が中学、高校と大きくなっていくうちに塾代などのお金が
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