前作EP﹃TBEP﹄から2年、フルアルバムとしては﹃RUN﹄以来3年半ぶりとなる作品﹃REFLECTION﹄。中村佳穂やKotetsu Shoichiroなど、さまざまな出自とエネルギーを持ったアーティストを多数フィーチャーした今作は、一方で複雑なビートサウンドや内省的な歌詞などを通じて、tofubeats自身が自己を改めて捉えようとしたアルバムでもある。 そして、アルバムと同時に発売された自身初の書籍﹃トーフビーツの難聴日記﹄には、新型コロナウイルスの流行の最中にあった日常の出来事や事件、そして制作に関する記録が事細かに記されている。イベントのために宿泊したホテルで左耳の聞こえづらさを自覚する冒頭から、この本が完成する直前の様子までを、自身の感情を交えながらも静謐に、淡々と記した文体からは、誠実に目の前の仕事や出来事に向き合い続けるtofubeatsという人物像が浮き上がってくるようにも
![[Interview]tofubeats - “REFLECTION”](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/337c5fe7533b2a2d435452eccd4ad2617634cfae/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Funcannyzine.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2022%2F02%2Ftofubeats_2022.jpg)