[28日 ロイター] - ロシアは28日、日本が北海道でスペイン・ドイツとの共同訓練を計画していることについて、岸田文雄首相が日本を﹁危険なエスカレーションの道﹂に導いていると非難し、日本大使館に抗議した。ロシア外務省が明らかにした。 外務省がウェブサイト上に掲載した文書によると、ロシアは日本に対し、ロシア極東から遠く離れた北大西洋条約機構︵NATO︶加盟国がこの地域で軍事活動を行うことは﹁断じて容認できない﹂と伝えた。 ﹁こうした活動はロシアの安全保障に対する潜在的な脅威になると見なしている﹂とし、﹁岸田政権の無責任な政策が北東アジアとアジア太平洋地域全体での危険なエスカレーションの道につながる﹂と指摘。防衛力を確保するために対抗措置を取ると警告した。