パンにうどん、パスタ。私たちの食生活に欠かせない品が、今後、さらに値上がりしそうです。原料の小麦は、ロシアとウクライナが世界有数の生産地。軍事侵攻で供給が滞るおそれが高まって、価格が世界的に高騰したのです。 でも、小麦はほかの国でも作られています。そこで生産を増やせば価格は抑えられるのでは? そう考えた私はアメリカの穀倉地帯に向かったのですが…。︵ロサンゼルス支局記者 山田奈々︶ 小麦粉を原料にした食品の値上げが今後、相次ぐ可能性があります。 日本政府は、4月から輸入した小麦を製粉会社などに売り渡す価格を17%あまり引き上げました。 主な産地である北米での不作やウクライナ情勢の緊迫化などに伴うもので、価格は、過去2番目に高い水準となります。 これに伴い、大手製粉メーカーの﹁日清製粉﹂﹁ニップン﹂﹁昭和産業﹂は、業務用の小麦粉をことし6月20日の納品分から値上げすることを発表。 パンなど小麦
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