bookに関するkaos2009のブックマーク (3)
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話題の新書。amazonでの評価は分かれている。﹁評価が高い有用性のあるレビュー﹂︵星4つ︶が内容を手際良くまとめてあるので、どんなことが書いてあるか知りたい人にはおすすめ。 日本の男を喰い尽くすタガメ女の正体 (講談社+α新書) 作者: 深尾葉子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/04/23メディア: 新書 クリック: 1回この商品を含むブログ (14件) を見る 筆者の主張を簡単に言えば、﹁高度経済成長期以降に増えてきた男性の自殺、離婚、DV、ネグレクト、晩婚化・非婚化の要因は、結婚が専業主婦やそれを志向する女性にとって、生存競争を生き抜くために﹁幸福の擬装工作﹂までして男性を”搾取”するシステムとなってしまっているからだ。物質的・経済的な条件に左右される﹁幸福の指標﹂は﹃箍﹄となって、男性だけでなく女性自身をも呪縛し、今日の日本社会の閉塞状況を引き起こしている。これは、戦後
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マネックス証券 チーフ・エコノミスト 村上尚己さんの初の単著である﹃日本人はなぜ貧乏になったか?﹄です。 発売後、アマゾンでは、すぐに売り切れ状態でしたので、売れているのだろうとは思っていましたが、とうとう、3万部突破したベストセラーになっているそうです。 年末から最近まで、アベノミクスが話題になり、また、円安・株高で、製造業を中心に決算が好転し、経済に明るい兆しが久々にでている状況です。それに比例して、アベノミクスを解説する書籍が、数多く発刊されています。 その中でも、村上さんの書籍は、アベノミクスの3本の矢といわれる中での﹁金融政策﹂に焦点をあてた一冊です。 おそらく村上さんが執筆し始めた当時は、アベノミクスという言葉は、まだブームになっていないころだと思いますが、出版されたときに、﹁アベノミクスって、何よ?﹂﹁物価目標って、何よ?﹂ということを知りたかった人に、まさに、タイミング
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第146回芥川賞をめでたく︵当欄の予想を覆して︶受賞した円城塔﹃道化師の蝶﹄が、同じ︿群像﹀初出の中編﹁松ノ枝の記﹂を加えて単行本化。予定を1カ月近く早めて、1月26日に発売された。 選考委員の黒井千次氏が﹁2回読んだが2回とも途中で寝た﹂と告白したり、ニコ生ブンガク解説委員のペリー荻野氏が﹁4回読もうとしたけど読めなかった﹂と述懐したり、なんだか難解で前衛的︵!︶でSFチック︵!!︶で筋がない小説だと思われている節があるんですが、全然そんなことはありません。 しかし、睡眠薬としての効果はともかくとして、狐につままれたような気分を味わう読者がけっこういるのは事実らしい。そこで、どうしても多少の道案内がないと不安でしょうがないという読者のために、当欄で勝手にガイドする。ごくあたりまえのことしか言わないうえに、もしまちがってても責任はとりませんのでそのつもりで。 さて﹁道化師の蝶﹂がどういう話
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