ジャーマン・ロック/クラウト・ロック・バンド、Canのライヴ音源盤『Live Rockpalast 1970』がリリース。YouTube、Spotify、Apple Musicで聴けます。 Canは、ダモ鈴木(Damo Suzuki)加入後初となるアルバム『Soundtracks』を1970年9月にリリース。その2か月後の1970年11月に、ドイツのTV番組『Rockpalast』のためにドイツのゾーストにて行ったライヴ・パフォーマンスの音源計8曲を収録した作品です
![Canのライヴ音源盤『Live Rockpalast 1970』が全曲リスニング可 - amass](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/57d5af5ae25733bd40c496b7a17dee0ac233ca83/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Famassing2.sakura.ne.jp%2Fimage%2Fjacket%2F300%2F2019b%2F106331.jpg)
野田努 昨日ネットのニュースを散見したところ、どうやら9月5日、ホルガー・シューカイがケルンの自宅で死んでいるのをアパートの隣人によって発見されたそうだ。79歳だった。 シューカイは、クラウトロックにおけるもっとも重要なバンドのひとつ、カンの主要メンバーであり、パンク以降のロック・ミュージックおよびエレクトロニック・ミュージックに多大な影響を与えた人物である。 ぼくに限らず、カンをいまでも好きな人は世界中にいるし、サルバドール・ダリに似たホルガー・シューカイを心から尊敬している人もたくさんいる。彼は前衛であり、同時にポップだった。戦争を記憶している世代であり、それがゆえの国境の無さ/アイデンティティの刷新力が、非西欧音楽への好奇心にも繋がり、1960年代末の時点ですでに作品にも残している。できないこと(can't)をやってのけ(can)、実験的でありながら商業的にもヒットしたし、知的であり
レディオヘッドからソニック・ユース、ザ・フォールに至るまで、様々なバンドが影響を受けたと公言しているクラウトロックの代表的バンド、カンの未発表音源全30曲を3CDにまとめた『ザ・ロスト・テープス』の日本盤が8月15日にリリースされた。 ◆「A Swan Is Born」試聴&フリーダウンロード 『ザ・ロスト・テープス』は、ドイツ・ヴァイラースヴィストにあるカンのスタジオで見つかった30時間以上に及ぶテープを編集したというもので、バンドが1968年から1977年にかけてレコーディングしたスタジオ音源やサウンドトラック用音源、そしてライブ音源が収録されている。ボーカルにマルコム・ムーニー、ダモ鈴木が在籍したカン絶頂期の音源で、非常に注目を集める貴重音源集だ。 そんなアルバム『ザ・ロスト・テープス』から、シングル「A Swan Is Born」が公開されている。試聴のみならずフリーダウンロードも
ドイツのクラウト・ロックを代表するCanの3枚組未発表音源ボックス・セット『The Lost Tapes』が6月18日にMuteからリリース。Irmin SchmidtとMuteのDaniel Millerがキュレーションしたもので、Canのスタジオから30時間分のマスターテープが発見され、内容をチェックしてみたらすっかり忘れられていたアルバム未収録音源や発表されなかった映画のサントラ、そしてライヴ音源だったそうです。しかも1968年から1977年までの録音ということは、ほぼ全盛期を網羅している訳で、ヴォーカルもMalcolm Mooneyの時期とダモ鈴木の時期にまたがっているとのこと。収録曲の “Millionenspiel” が公開されましたが、これは期待できそうですね。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く