近くの小さな絵画店 見たことのない絵があった。 「浜辺の少女」と名のついた とても綺麗な水彩画の中 きみはぼくを見つめていた。 まだ桜の舞う春の季節なのに きみは麦わら帽子をかぶっていた。 毎日きみに会いに行く いつもかわらぬきみがいた。 学校での出来事 悲しいことや楽しいこと いろいろ話しても いつでもきみはおなじ微笑みをくれた。 もうセミの声が聞こえる真夏の日なのに きみはさわやかな風に吹かれていた。 肌寒い秋のある日 きみだけは暖かい日を浴びていた。 きみのいる水彩画はいつもかわらないけれど 額は新しいものにかえられていた。 落ち葉舞う乾いた風のせいか きみの微笑みは心なしか寂しげだった。 悲しい予感がした日 きみのいる絵が消えていた。 どこへ 誰のもとへ さよならもいえないまま 絵の取り払われた壁が 白くむなしくぽっかりしていた。 とても冷たく寒々しい 今にも泣き出しそうな冬の空な
言えよ 好きなら好きと 嫌いなら嫌いと 言えよ 悲しかったら 悲しいと言え 嬉しかったら 嬉しいと言え 百万言ついやしても伝わらない そんな想いも 口に出せよ サルが喋らないのは 臆病だからだ やつらは奴隷だ 俺たちの先祖は偉大だ 神から言葉を奪った 神の支配から逃れるために そこからが地獄の始まりだ 楽園なんかくそ食らえ 言葉は武器だ 言葉は力だ 言葉は希望だ 言葉は愛だ だから言えよ 言えよ 好きなら好きと 嫌いなら嫌いと 言えよ だから言えよ 言えよ 好きなら好きと 嫌いなら嫌いと 言えよ 苦しかったら 苦しいと言え 楽しかったら 楽しいと言え 百万回言っても伝わらない そんな想いも 俺は何度でも叫ぶ 大好きだ 愛している
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