*あとで読むに関するkazeulaのブックマーク (4)
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ここまで取り上げてきたのは、プロジェクトの立ち上げ時に一度だけ必要となる作業でした。 ライセンスの選択や最初のウェブサイトの作成などです。 しかし、プロジェクト開始時に最も大切なのは、それ以外の動的な作業です。 メーリングリストのアドレスを決めるなんていうのは簡単なことです。 でも、そのメーリングリストでのやり取りを有益で前向きなものに保つのは それとはまったく別の話となります。 これまで何年にもわたって社内の閉じた環境で開発が進められてきたものをオープンにすると、 その開発プロセスはこれまでとはかわります。これまでの開発者たちに対して、 その変更に対応できるように準備をさせなければなりません。 最も困難なのが、はじめの一歩です。なぜなら、今後の方向性に関する先例もなければ 今後どのようになっていくのかもまだはっきりわからないからです。 プロジェクトの安定性は、形式張った方針からくるもので
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人とロボットの秘密 ロボット工学を﹁究極の人間学﹂として問い直し、最前線の研究者にインタビューした書籍﹁人とロボットの秘密﹂︵堀田純司著、講談社︶を、連載形式で全文掲載します。 バックナンバー‥ まえがき 自分と同じものをつくりたい業︵ごう︶ 第1章-1 哲学の子と科学の子 ←前回﹁第1章-1 哲学の子と科学の子﹂へ ﹁アトムを実現する方法はひとつしかない﹂――松原仁・公立はこだて未来大学教授が語る未来 その試みは意味があることだった では、初期人工知能の研究には意味がなかったのだろうか。まず、そこから知るために、筆者は、公立はこだて未来大学情報アーキテクチャ学科、松原仁︵まつばらひとし︶教授に会った。教授は、 ﹁いや、意味はあったと思います﹂ と指摘する。 松原教授はチェスよりもはるかに指し手が複雑になる将棋︵中国の象棋“シャンチー”や西洋のチェスは、とった相手の駒を盤面に戻すことはでき
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