社会関係資本に関するkazgeoのブックマーク (5)
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﹁反貧困﹂運動は、貧困を﹁社会的な逸脱︵あってはならないこと︶﹂であるとして、﹁貧困をなくそう﹂とのメッセージを発しています。 これは、現に貧困状態にある者を﹁悪いことをしている﹂かのように描き出し、﹁存在しない﹂とする効果があります。 つまり、貧困が実際に存在し、それが無くならない実態があるにも関わらず、当事者の尊厳や人格を抜きにして、﹁貧困を無くそう﹂とだけ訴えるのは限界があります。 一方、﹃貧乏人の逆襲!﹄︵筑摩書房︶などで有名になった松本哉さんなど、自らを﹁貧乏人﹂と言ってしまう流れが若者の間に起こっています。 ﹁貧乏人﹂という言葉は、﹁うちは貧乏人だよ!︵それがどうした︶﹂みたいに言ってしまえば、﹁開き直り﹂の言葉として使えます。 現在の文化は﹁消費﹂を基盤にして成り立っていて、例えば、ブランドのファッションを着て、洒落たカフェで食事をするようなのが﹁文化的﹂になってい
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幸せじゃない人は幸せな人に比べてテレビを見る時間が長いことが判明 アメリカ・メリーランド大学の調査で、幸せではない人々は幸せな人より多くテレビを見ていることが結論付けられました。 その間に幸せな人は何をしているかというと、活字を読むことや、社交の場を持ったりしているそうです。 どのように時間を過ごしているか、社会にどのように適応しているかという、30年にも及ぶ国民のデータを解析した結果、テレビを見ることは視聴者を一時的に幸せにはしますが、長期的には効果はないことを報告しています。 大学の社会学者ジョン・P・ロビンソン氏によると、﹁長い目で見るとテレビは人を満足させないが、社交の場を持つことや、活字を読むことでは満足感を得られる﹂と伝えています。 テレビはより受け身で、逃げ場を作ってはくれますが、データによると、テレビは単発の喜びを与えてくれる代わりに、長期的な不安を増します。 この新しい調
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散歩をしていて見つけた風景や動植物を記録しておくアルバム。不定期だけど、できるだけ更新を目指す。コメント歓迎。 ﹃学力世界一を支えるフィンランドの図書館﹄︵西川馨編著、2008年5月刊︶ 本書はタイトルから想像されるとおり、近年学力世界一で注目を集めるフィンランドを、図書館の存在という角度から眺めて見えてくるものについて書かれたものである。日本で図書館業務に携わる人たちを中心とした図書館見学旅行の報告書といったところである。 ﹁第1章 見てきた図書館﹂では、実際に訪ねた15館ほどの図書館を写真・イラスト・平面図などを含めて詳細に紹介し、﹁第2章 フィンランドの図書館﹂では、現状を日本と比較したり歴史的な経緯を概観しつつ、読解力世界一を支える図書館としてフィンランドの家庭における読書生活が図書館とどのようにかかわりをもっているかが描かれている。﹁第3章 旅の印象﹂では、その名の通り、この見学
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米国のLibrary Journal誌が毎年選定している﹁図書館界を動かした人、揺るがせた人﹂︵Movers & Shakers︶の過去の受賞者に対し、図書館が古くならず、将来も重要な存在であり続けるために、どのような戦略を取るべきかを尋ねたインタビューを、Library Journal誌が掲載しています。同誌は回答を、必要とされているもので整理していますが、以下のものが挙がっています。 ・才能のある人 ・︵知的自由を守る、といった︶気骨 ・︵図書館のことをもっと知ってもらうための︶マーケティング ・柔軟性 ・︵環境の変化を受け入れる︶率直さ ・サービス ・コミュニティとの関連 ・専門性 ・社会関係資本︵social capital︶ ・オープンであること ・利用者中心であること ・︵地方史、特別コレクションなど︶地域にとって価値のある資料 ・図書館の外への積極的関与 ・デザイン・シンキン
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