ここ数日、雑用も含め仕事に追われていたこともあるが、もしかして、どこか大手メディアで一社でも、まともな報道をするところがあるかどうかを見ていた。 残念なことに、見事なほどなかったどころか、誤報を通り越して、むしろ、捏造に近い記事まで出ている有様なので、やはり書かねばなるまい。 さて、まず、誰しもが不思議に思うのは、片山氏が真犯人であるとして、この真犯人は、 ︵1︶1年もの間、全面否認を続けただけではなく、弁護団を騙し通した。言うまでもなく、この弁護団は、﹁人を見る目がない新人弁護士﹂ではなく、足利事件を扱った佐藤博史弁護士や、東電OL殺害事件に関わった木谷元裁判官も含む、﹁人を見るということにかけては大ベテラン﹂の方たちである。いわゆる﹁人を信じやすいピュアな人が詐欺にひっかかった﹂、というようなレベルの話ではないのは明らかだ。︵というか、そう思っている人がいたら、相当な世間知らずであろう