4月25日、Rolandからフラグシップのシンセサイザ、FANTOMの新モデルFANTOM EXが発表されました。セミウェイテッド61鍵盤のFANTOM 6 EX、同じく76鍵盤のFANTOM 7 EX、そして木材と樹脂とのハイブリッド構造のプログレッシブ・ハンマー・アクションの88鍵盤であるFANTOM 8 EXの3ラインナップ。これまでのFANTOMシリーズの機能、構造、デザインは引き継ぎつつ、Roland最上のアナログ・モデリング・テクノロジー=ACBを利用してJUPITER-8およびSH-101、さらにはJX-3Pの名器を極めてリアルなサウンドとレスポンスで再現しています。 さらに新開発のSuperNATURAL Acousitic Piano 3というピアノを新たに搭載したり、JD-800も実機に忠実な形で再現。また、FANTOM用に設計された最新シンセサイザ・エンジンn/zym
音の輪郭を強調し、サウンドを生き生きとさせるDeeEdge 昨年10月にDOTEC-AUDIOからリリースされ、「プロエンジニアが使うボーカル処理の裏テクがプラグインに!DOTEC-AUDIOのDeeFieldが新発売」という記事でも紹介したDeeFieldも、プロが行うテクニックをワンノブで再現しているものでしたが、今回発売されたDeeEdgeとDeeBalanceも、そんなプロのひと手間を再現してくれるプラグイン。まずは、その名の通り音の輪郭を際立たせるプラグインであるDeeEdgeから。以下の動画はDeeEdgeのデモ動画となっているので、まずはこちらをご覧ください。 いかがでしょうか?派手に音色を変えるというものではないですが、のっぺりした音の輪郭が強調されることにより、全体が立体的になり、少し退屈に感じるサウンドが生き生きしています。動画ではマスターにDeeEdgeを掛けていまし
2019年11月に発売されて大ヒットになった小さな小さなシンセサイザ、NTS-1。当時「1万円で買えるKORGの小さなシンセ・NTS-1に、世界中で開発されるオシレータやエフェクトを組み込んでみた」という記事でマニアックに取り上げたことがありましたが、これは単にシンセサイザというよりも、小さなコンピュータであり、ネット上にあるフリーウェアやシェアウェアをインストールするとさまざまなシンセサイザに変身するし、スキルがあれば自分でプログラミングもできてしまうという機材でもありました。 そのNTS-1がさらに大きく進化し、NTS-1 digital kit mkII(以下NTS-1 mkII)として3月8日から発売が開始されました。内部のプロセッサが大幅に強化されるとともに、従来のリボンコントローラがマルチタッチキーボードになったり、8ステップ・シーケンサを内蔵したり、オートセーブ機能を搭載する
SOUND FORGE Pro 17 Suiteのバンドル内容が変更に Windows用の定番のオーディオ波形編集ソフトであるSOUND FORGE。私自身も長年愛用している非常に便利なソフトであり、その最新版であるSOUND FORGE Pro 17およびSOUND FORGE Pro 17 Suiteが発売されたのは約1年前。DTMステーションでも以前「音を視覚的に操作できるSteinbergの魔法のソフト、SpectraLayers Pro 9が同梱!波形編集ソフトの定番の新バージョンSOUND FORGE 17誕生」という記事で紹介したことがありました。 この記事にもあったとおり、SOUND FORGE 17は の3つのラインナップがあります。エントリー版で5,980円という低価格なSOUND FORGE Audio Studioでも384kHz/32bit Floatに対応してい
Steinbergの大ヒットオーディオインターフェイスUR12とUR22mkIIは、これまでDTM入門として選ばれることも多く、長年ベストセラーが続いていました。UR12の発売日は2014年末、UR22mkIIの発売日は2015年と約10年間も発売されるほど大人気の機種。2019年にはUSB-Cを搭載した、UR-Cシリーズも発売されましたが、これは大きさや形は非常に近いもののDSPを搭載した新しいラインナップという位置づけだったこともあり、UR22CとUR22mkIIは併売されてきました。 そんな中、UR12とUR22mkIIは生産完了となり、これらの実質上の後継機として1月のNAMM Showで発表されたのがIXO12とIXO22です。ベースとなる使い勝手やシンプルさはそのままに、基本性能を向上させ、さらにコンパクトになり、軽量化にも成功しています。また、現代のスタイルに合わせ、マイクの
音楽クリエイターのためのイベント、KENDRIX EXPERIENCE 第一線のプロがどうやって音楽を作っているのか、まさに企業秘密のようなものにも思えますが、実際それを間近で見ることができるユニークなイベントが無料で開催されます。それが3月20日に行われる「KENDRIX EXPERIENCE」なるもの。以下にそのKENDRIX EXPERIENCEの開催告知動画があるので、ご覧になってみてください。 このイベントは「学び」、「刺激」、「交流」を軸に来場者である音楽クリエイターにコミュニティの場を提供するという主旨のもの。約200人程度のキャパシティを持つイベントスペースで、ステージとカフェスペースの2つの空間があり、それぞれでプログラムが進行していきます。そのプログラム内容としては以下のようなものとなっています。 KENDRIX EXPERIENCE当日のタイムテーブル 音楽制作実践、
先日、フランスのArturiaからソフトシンセの全部入りパック、V Collection Xが発売されました(ダウンロード価格、63,250円)。20年以上の歴史を持つArturiaの技術が詰まっており、新たに6つのインストゥルメントが追加されました。追加になったのは、ハイブリッドシンセサイザMiniFreak V、TB-303をエミュレートしたAcid V、YAMAHAのCP-70を再現するCP-70 V、ピアノ音源のAugmented GRAND PIANO、パワフルなブラスサウンドのAugmented BRASS、最先端のシンセシスと木管楽器を組み合わせたAugmented WOODWINDSのそれぞれ。 また、ほかにも2つのリビルトインストゥルメント、3つの拡張パックと450の新しいプリセットも追加されています。合計39のインストゥルメント、3つのエクスクルーシブなサウンドバンク、
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