今回はリモートデスクトップ機能に関して、Ubuntu 24.04 LTSでの挙動、またコマンドラインでの設定方法を解説します。 リモートデスクトップ機能の変更点 リモートデスクトップに関して、22.04 LTSに実装(バックポート)されるまでのドタバタは第713回で詳しく述べたので、繰り返しません。今から振り返ると、このドタバタは24.04 LTSリリースのドタバタと比べるとまだかわいいものだった気もします。 それはさておき、リモートデスクトップ機能を簡単に説明すると、別のPCからデスクトップを閲覧また操作するための機能です。 Ubuntu 22.04 LTSから23.10までのリモートデスクトップ機能の変更点は、VNC機能が削除されたことくらいです。すなわち、プロトコルとしてRDPのみのサポートになりました。 23.10から24.04 LTSの変更点は、リモートデスクトップ機能の設定箇所
はじめに Linuxの面白い(あんまり使い道のないどうでもいい)コマンドを9個まとめてみました。暇な時ぜひ試してみてください! ※環境によっては、コマンドのインストール方法が異なる場合があるので、本記事ではインストール方法を記載しません。 1.メッセージをつぶやくウシ cowsay cowsayは、メッセージをつぶやくウシ(オプションで他の動物を指定することも可能)のアスキーアートを生成するプログラムです。 下記コマンドを実行すると、「Hahaha」というセリフを言うウシが表示されます。 $ cowsay Hahaha ________ < Hahaha > -------- \ ^__^ \ (oo)\_______ (__)\ )\/\ ||----w | || || $ cowsay -f turtle Hahaha ________ < Hahaha > -------- \ __
対象者 Docker使いたいけどよくわからない Docker使い始めたけどコマンド言われるがままに打っていてよくわかってない コマンドと動作を図示で理解したい こんな人の理解の一助になれば幸いです。 (前提条件: docker version 26.0.2) Dockerコマンドを可視化してみた 勝手にローカルのPCをmacにしているのはご愛嬌です ※2024/5/16 9時訂正版の画像に差し替え コメントで間違いを指摘していただきありがとうございます🙇 細かいオプションなどは一旦無視してライフサイクルの部分を抜き出してみました。 Docker imageの操作 dockerの肝となるコンテナは、imageから生成します。 そのimageは、 docker hubからpullしてくる dockerfileからbuildする この2択で生成します。 コマンドは、 など、 docker i
Jack Wallen (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部 2024-04-04 07:45 「Linux」はマルチユーザーOSである。つまり、すべての優れたOSと同様、1台のマシン上で複数のユーザーアカウントを使用することができる。複数のユーザーを同時にログインさせることも可能だ。 1人のユーザーがマシンに直接ログインして、別のユーザーがリモートのデスクトップ経由でログインし、さらに別のユーザーが「Secure Shell」経由でログインする、といったことも可能である。制限は、デスクトップに直接ログインできるのが1ユーザーのみであることと、リモートでログインするユーザーの数(特に、それらのユーザーがリモートデスクトップ表示用のアプリを使用してデスクトップを表示している場合)がシステムリソースに大きく影響されることだけだ。 あるいは、自分しか使用しないデスクト
SSDを簡単に消去するコマンドを作ってみた 更新情報 2024-02-16 「ドライブのfrozen」と「本当に消去できているのか」を追加 ストレージの消去コマンド 最近になってSSDやHDDのストレージには、セキュアイレース(Secure Erase)という書き込まれているデータを消去する制御コマンドがあることを知りました。FreeBSDやLinuxにはこの制御コマンドを発行するコマンド(FreeBSDではcamcontrol, Linuxではhdparm)が用意されています。書き込み済データを完全に消去できるのであれば、廃棄時に機密情報の漏洩を心配をする必要が無くなります。 消去そのものは制御コマンドを送るだけなのですが、そのためには事前に指定した手順でストレージ側を消せる状態にする必要がありOSのコマンドをそのまま使うだけでは微妙に手間です。そこでこれらの手順をまとめて、データ消去を
この記事について この記事は、Linux上でコマンドをそこそこ実行してきた私が独断と偏見でよく使う5大コマンドをまとめたものです。 痒い所に手が届くような内容になることを願って記します…。 コマンドたち ①netstat -anp | grep "Listen " 実現できること LISTENしているポートを確認できます。 アプリケーションやミドルウェアに接続できない場合のトラブルシュートに使用できます。 使用方法 ポートの状況を調べたいサーバ上でコマンドを打つだけです。 127.0.0.53:53や:::80の箇所: LISTENしているIPアドレスとポート 0.0.0.0:*や:::*の箇所: 接続する側のIPアドレスとポート このような状況ではSSL設定したはずなのに、443ポートが開いていないぞというような形で調査ができます。 $ netstat -anp | grep "L
日常的にターミナル画面からコマンドラインインターフェイス(CLI)を使って仕事をしているITエンジニアであっても、使い慣れないシェルコマンドのオプションをなかなか思い出せないことや、めったに使わないGitコマンドを調べながら試してみる、といったことがあるのではないでしょうか? GitHubの研究開発部門であるGitHub Nextは、自然言語でAIと対話しコマンドライン入力を支援してくれる「GitHub Copilot CLI」のプロトタイプ公開に向け、ウェイティングリストへの登録を開始しました。 下記はGitHub Copilot CLIの開発者の1人であるMatt Rothenberg氏のツイートです。登録開始はこのツイートで告知された模様です。 We're finally ready to start flagging users in to GitHub Copilot CLI I
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