7日は、東京・築地市場から豊洲市場への当初の移転予定日でしたが、盛り土をめぐる一連の問題で、移転の先行きは見通せなくなっています。築地では、7日もふだんと変わらない朝を迎えましたが、移転延期に伴う業者の負担は深刻化していて、都が補償をどう進めるのかが当面の焦点となっています。 築地市場では、7日も暗いうちから仲卸人たちが運搬車で慌しく行き交うなど、ふだんと変わらない朝を迎えましたが、市場の業者は、多額の費用をかけて移転の準備を進めてきただけに、新たな従業員の雇用など延期に伴い発生する負担は日に日に深刻化しています。 卸売業の男性は﹁移転できないのは、しかたないことですし、周りにも諦めの雰囲気が広がっています。市場では誰も移転のことを話題にしなくなっています﹂と話していました。 こうした現状を受け、小池知事は業者の負担に対する補償の枠組みを決めるため、有識者による検討会を今月中旬に設置し、業
![築地市場 きょう当初の移転予定日 延期の負担は深刻化 | NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/fe64dca20af7e798327f02dc47c4516fda11ff19/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20161107%2FK10010757961_1611070538_1611070540_01_03.jpg)