世界と農業に関するkenzy_nのブックマーク (2)
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﹁有機農業﹂や﹁エコ﹂という単語を目にすると、私たちは﹁何かいいものである﹂と思いがちだ。しかし、かつてこうした農法がナチスと接近した過去を持つと聞けばどうだろうか。有機農業が称えがちな﹁自然﹂や﹁美しい風景﹂は、一歩間違えると、ナチスが推奨した﹁混じり気のない優秀な人間﹂を﹁自然のなかで育てる﹂という人種主義に接続しかねない。有機農業の発想を今後生かしていくためにも、こうした過去と向き合う必要がある。 二つの有機農業 第一次世界大戦の大量殺戮と大量破壊の傷跡から少しずつヨーロッパが復興し始めた1925年、いまなお大きな影響力をもつ二つの有機農業がインドとドイツで産声をあげた。ひとつは、インドール農法である。 インド中部のマディヤ・プラデート州のインドールという都市で、イギリスの植物学者アルバート・ハワードが体系化した農法である。化学肥料をいっさい用いず、堆肥の土壌改良力を活かす。日本を含
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大気汚染の1番の原因何か分ります? ぱっと頭に浮かぶのは車の排気ガス?発電所?工場?かもしれませんが、コロンビア大学の研究者たちの結論からすると、どれも不正解。実は農場なんだとか。 彼らの研究によると農業で必要とされている窒素から心臓疾患や呼吸障害の主要原因となる微粒子物質が排出されることが分りました。 汚染は肥料がアンモニアを空気中にリリースするところから始まります。アンモニアは農場の風下へ吹き流され、車と工場によって生産された酸化窒素や硫酸塩を含む汚染物質と遭遇すると一連の化学反応を通じて、分子が結合し、直径2.5ミクロン以下の粒子になります。あのPM2.5もそうやって出来あがります。 ご存知のとおり、PM2.5は悪名高く危険な存在ですよね。最近の研究によると、この粒子による大気汚染が原因で早死にする人が世界中で550万人以上になると科学者が試算しています。最近、世界保健機構が分析によ
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