20世紀を代表するスペインの芸術家、サルバドール・ダリの娘だと主張する女性が親子関係の確認を求めている裁判で、マドリードの裁判所は26日、DNA鑑定を行うためにダリの遺体を掘り起こすよう命じました。 裁判を起こしたのは﹁自分はダリの娘だ﹂と主張する61歳のスペイン人の女性で、自分はダリと1950年代にダリの家政婦として働いていた母親との間に生まれたとしています。 この女性がダリとの親子関係の確認を求めて起こした裁判で、スペインの首都マドリードの裁判所は26日、DNA鑑定を行うためには遺体からサンプルを採取するほかに手段がないとして、ダリの故郷であるスペイン北東部フィゲラスの美術館に埋葬されているダリの遺体を掘り起こすよう命じました。 現地メディアによりますと、ダリには血縁関係が確認された子どもがおらず、ダリの遺産は美術館の運営などを行っている財団によって管理されています。 この女性が血縁関
![ダリの遺体掘り起こし命じる マドリードの裁判所 | NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/56207e3d737667fd6106f3ad3dee05753de1113a/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20170628%2FK10011033001_1706281259_1706281325_01_02.jpg)