最近というほど最近でもないんだけど、近頃はとにかくフレッツ回線のスループットが出ない。 下手をすると、モバイルネットワークの方が速いので時間帯によってはテザリングをし始めるような始末だった。 今回は、そんなスループットの出ないフレッツ回線を何とか使い物になるようにするまでの流れを書いてみる。 先に断っておくと、今回はいつものような特定の技術に関する解説という側面は強くない。 思考の過程なども含んでいるので、いつもより読み物的な感じになっていると思う。 調べ物をして、それらについて理解した内容のまとめになっている。 結論から書いてしまうと、今回のケースでは IPv6/IPoE 接続と DS-Lite を使って何とかなった。 DS-Lite というのはゲーム端末ではなくて IPv4/IPv6 共存技術の一つである RFC6333 (Dual-Stack Lite Broadband Deplo
学会やワークショップでの小〜中規模の会場ネットワーク構築・運用で困っていることの一つとしてNATセッション数が肥大化することによるルータのCPU・メモリ負荷が大きくなり接続が不安定になることがある。 これらの問題を解決する一つとしてDS-Liteという技術があることを知り(※1)(※2)、中古のYAMAHA RTX1200(2万円弱:1万8000円前後)を衝動買いして自宅での運用・構築の挑戦をしてみた。 (※1) 545人のインフラを支えたNOCチーム! from Masayuki Kobayashi www.slideshare.net (※2) CEDEC-Net 2015 テクニカルレビュー from Yuya Rin www.slideshare.net DS-Liteを構築してみると意外と簡単ではあったがRTX1200を使ったDS-Liteの設定の情報量が少なくところどころでつま
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