公開からもうすぐ2ヶ月、いまだに盛り上がる﹁シン・ゴジラ﹂。 公開前も公開後も厳重な情報統制が行われていて本丸・庵野秀明監督はほぼ沈黙している状態。 すべては公式記録集のロングインタビューで語られるらしいと期待していたら、9月20日に発売される予定だったものが11月に延びてしまい、真実はまた遠のいた。がくり。 となると、謎多き庵野監督と伴走し、﹁シン・ゴジラ﹂のスポークスマンのような存在になっている東宝の山内章弘プロデューサーを頼るしかない。物腰柔らかで人当たりのいい山内は、﹁トリック﹂シリーズで奇才・堤幸彦監督ともいい関係性を築きヒットに導いてきた重要人物だ。 とかく奇才の考えることは規格外。だからこそ実現したらサプライズがある。 ﹁シン・ゴジラ﹂も奇才も奇才の庵野秀明を招くことで、タイトルをはじめスタッフやキャスト選び、宣伝方法に関して掟破りを次々行うことになった。 そうしてでも﹁ゴジ