PC遠隔操作事件の﹁真犯人﹂は、落合洋司弁護士らに送った﹁告白メール﹂、﹁自殺予告メール﹂、そして今年元日に送られた﹁謹賀新年メール﹂、それに猫の写真を添付した﹁延長戦メール﹂の4通のメールの他に、長文のメッセージ︵以下﹁ラストメッセージ﹂と呼ぶ︶を作成している。それは﹁謹賀新年メール﹂で添付されたパズルを解くと﹁先着1名様限定﹂で入手できる、と書かれていたものだ。そこには、それまで寄せられていた質問に答える形で、犯行についての説明や心境などが綴られている。 ﹁真犯人﹂は、この﹁ラストメッセージ﹂を社会に向けた最後の発信とする、としていた。ところが、警察が元日に雲取山でUSBメモリーを発見できなかったため、1月5日に﹁延長戦メール﹂を送信。同日中に、江ノ島の猫に取り付けられた首輪から、SDカードが発見・押収された。なので、時系列で言うと、﹁ラストメッセージ﹂は﹁延長戦メール﹂より前に書かれ